2011年1月18日火曜日

イベント紹介:「当たり前に生きたい、ムラでも、マチでも─TPPに反対する人々の運動」 2.26「TPPでは生きられない!座談会」のお知らせ

 

 イベント案内転載します。

「当たり前に生きたい、ムラでも、マチでも─TPPに反対する人々の運動」
   2.26「TPPでは生きられない!座談会」のお知らせ

  TPP(環太平洋経済連携協定)というのをご存知ですか。まだ正体のよくわか
らないこの妖怪がわたしたちに襲いかかろうとしています。
  もともとは2006年に発効したニュージーランド、チリなど4カ国の小さなFTA
(自由貿易協定)だったものが、新たにアメリカ、オーストラリアなど数カ国が
参加を表明したため「バスに乗り遅れるな」とばかり菅首相が飛びつき、財界や
大手マスコミが政府の尻を叩き、その賛否を巡っていまや大論争となっています。

 それぞれの家庭にそれぞれの事情や都合があるように国や地域にとってもそれ
は同じです。相手の立場に配慮して協議をすすめるのが貿易交渉ですが、TPP
は例外なき自由化を強引に進めようとするものです。菅首相はこれに参加するこ
とを、明治維新、敗戦に次ぐ「第三の開国」と述べました。

 これが実行されたら、コメをはじめとして畑作物、乳製品から沖縄のサトウキビ
までほとんどが輸入物に置き換わり、食料自給率は14%まで低下すると農水省は
試算しています。これは地域の崩壊を意味し、人が暮らし続けることができるバ
ランスのとれた社会としての「日本」の終わりを意味します。

 マスコミの一部は「牛丼が200円になる」とはしゃいでいますが、労働力も自由
化され、際限のない賃金水準まで下がりつづけ、安い牛丼すら食えなくなること
を覚悟しておくべきでしょう。ワーキングプア、非正規社員はふえつづけ、農村
からの離村者なども含め、都市に失業者があふれることにもなりかねません。

 いったい、誰のための自由化でしょうか。私たち農民はもとより、多くの人たち
にとって、なんのメリットもありません。どうか、みなさん。この愚挙、この暴
挙を阻止するために、私たちと共に立ち上がってください。
 2月26日に全国の百姓が東京に集まり声を挙げます。多くのみなさんの参加を呼
びかけます。

【日 時】 2011年2月26日(土)13時~17時
 
【会 場】 東京都千代田区神田駿河台「明治大学リバティータワー2階1021教室」
最寄り駅:JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」下車徒歩3分
  (地図)http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
  
【参加費】 500円(予定)

【内 容】
参加者が3分間スピーチで語る。農民だけでなく、TPPやグローバリゼーション
の影響を受ける人たちにも参加してもらい、様々な視点から発言してもらう。また、
グローバリゼーションとたたかう韓国農民をゲストとして招く。

座談会の後、街頭行動を行う。18時~19時(キャンドルデモなどを予定)

【問合せ先】 事務局の市村まで(フォーラム平和・人権・環境 事務局内)
Tel:03(5289)8222   Fax:03(5289)8223
メール:ichimura@gensuikin.org

詳しくはこちらのサイトを http://www.geocities.jp/yaoyahyakusho/muramachi/home.html

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