モザンビーク北部のニアサ州などは、日本政府・ブラジル政府が参加するプロサバンナ・プロジェクトだけではなく、スウェーデン政府などが推進する植林プロジェクトのターゲットともなっています。
「荒蕪地」と見なされている農地に対して、既に植林プロジェクトそして大豆生産などを狙うブラジルの農企業家などがラッシュしているのです。
「農地争奪」の危険はないのか、ではなく、既に争奪戦は開始されています。そこに日本政府も「争奪に参加する」ために手を上げているのです。
THE HUMAN RIGHTS IMPACTS OF TREE PLANTATIONS IN NIASSA PROVINCE, MOZAMBIQUE
FIAN 2012
http://www.tni.org/sites/www.tni.org/files/download/niassa_report-hi.pdf
The Expansion of Tree Monocultures in Mozambique.
Impacts on Local Peasant Communities in the Province of Niassa-A field report
WRM 2010
http://www.wrm.org.uy/countries/Mozambique/book.pdf
スゥエーデン政府は植林プロジェクトを推し進める一方、プロジェクト対象地域のニアサ州のReality Checkというローカルコミュニティの現状調査などを5年間にわたって実施し、毎年報告書を出していくようである。ここにはプロサバンナ・プロジェクトの対象地域(CUAMBA)も含まれている。
Reality Checks in Mozambique-- Building better understanding of the dynamics of poverty and well-being - Annual Report, 2012, Embassy of Sweden
anual report、sub-reportとも次のサイトでアクセスできる。
http://www.orgut.se/reference-library/
Reality Checkの対象地はLago, Majune, Cuamba. Cuambaはプロサバンナ・プロジェクト対象地。
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