2012年2月9日木曜日

転載:2/17 セミナー「熱帯林とパーム農園~プランテーションは持続可能になり得るか?」

イベント情報転載します。

■セミナー「熱帯林とパーム農園~プランテーションは持続可能になり得るか?」

http://www.mekongwatch.org/events/lecture01/20120217.html


アブラヤシの実からとれるパーム油は、現在世界で最も生産・消費されている油脂です。日本での消費量は過去30数年の間に5倍と急増し、食用油脂、加工食品を中心にさまざまな製品に使用されています。パーム油は、インドネシアとマレーシアで世界の85%が生産され、熱帯林地域がアブラヤシ農園開発のために転換されています。プランテーション向けの土地利用転換は、東南アジアにおける、熱帯林の最大の脅威となり、地域によっては地元住民のとの土地をめぐる軋轢も生じています。

パーム油の持続可能な利用と生物多様性との共存については、「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」での議論が続けられていますが、「持続可能なパーム油」とは何か、熱帯林保全との両立はどうすれば可能なのでしょうか。今年度の現地調査や日本企業へのアンケート、ヒアリング調査の結果を踏まえ、考えていきたいと思います。

■開催日:2012年2月17日 13:30~16:30

■会場:東京ウィメンズプラザ視聴覚室

■資料代:500円(主催団体会員は無料)

■内容(予定、敬称略)

1.総論「プランテーション開発と熱帯林」三柴淳一(FoE Japan)                                          2.「パーム油の基礎知識」桑野知章(幸書房)                                                                  3.スマトラ報告「小規模農園と土地紛争」中司喬之(熱帯林行動ネットワーク)                        4.サラワク報告「先住民族への影響」峠隆一(フリージャーナリスト)       5.サバ・RSPO報告「グッドプラクティスの追求」飯沼佐代子(地球・人間環境フォーラム)     6.アンケート調査結果報告「企業の認識と取り組み」根津亜矢子(地球・人間環境フォーラム)  7.まとめと提言 満田夏花(メコン・ウォッチ)

■主催:メコン・ウォッチ、国際環境NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラ ム、サラワク・キャンペーン委員会、熱帯林行動ネットワーク、レインフォレスト・アクションネットワーク日本代表部

◆申込み:下記フォームからお申込み下さい。https://pro.form-mailer.jp/fms/6ee1b20825955

◆問い合わせ先:特定非営利活動法人 メコン・ウォッチ担当:満田(みつた)Tel: 03-3832-5034  Fax.03-3832-5039※本セミナーは、地球環境基金の助成金により開催します。

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